「目のかすみ」はさまざまな原因により生じますが、緑内障の症状のひとつでもあります。ソフトサンティアの効能・効果に「目のかすみ」があるため、緑内障患者さんが症状改善に使用する場合が考えられます。しかし、緑内障による｢目のかすみ｣に対し、ソフトサンティアの効果は期待できないばかりか、治療が遅れ、緑内障が進行する可能性があります。そのため、使用前にはかかりつけの医師や薬剤師へ相談し指示を仰ぐことが望ましいことから記載しています。

【参考】

一般用医薬品の眼科用薬の使用上の注意は、平成27年4月1日付 薬食安発0401第2号　薬食審査発第0401第9号「かぜ薬等の添付文書等に記載する使用上の注意の一部改正について」により、効能又は効果で「目のかすみ」をうたう人工涙液および一般点眼薬、充血除去成分を含有する一般点眼薬および抗菌性点眼薬には、使用上の注意の、使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談する人の項に「緑内障の診断を受けた人」と記載することが定められている^1）。

参考資料

• 1）第四版 一般用医薬品使用上の注意事項　解説　 p.39、p.163、 じほう(2014)【65095】【65096】

[2019/03　更新]

ソフトサンティアは、ベンザルコニウム塩化物等の一般に点眼液の防腐剤として使用される防腐効果の高い成分を含有していないため、微生物等の混入により薬液が二次汚染を受けやすい点眼液です。

そのため、開栓後は速やかに使用し、容器のラベルに表示された使用期限内であっても開栓後約10日以上経過した使い残りの薬液は使用しないよう、また開栓後10日以内であっても浮遊物等が見られた場合には使用せず廃棄するようご指導ください。

【参考】

ソフトサンティア1本を毎日、用法･用量どおり両眼に使用すると、10日以内に薬液はなくなります。

[2019/03　更新]