まぶたに何かできていると言って来院される患者さんは少なくありません。このビデオでは、眼瞼の腫瘍、あるいは、眼瞼の腫瘍性疾患を診断するために必要なポイントについて解説します。腫瘍の診断には、病理学的な背景を知っておくことが役に立ちますので、その点についても解説をします。
　初診時に大切なことは、経過、年齢、色、形、表面の性状、部位などについて確認することや触診の所見です。そして、切除した検体を病理検査に提出し、病理診断の結果を得てから、もう一度、臨床所見と照らし合わせることが次回の診断に役立ちます。