領域 アレルギー性結膜炎

特性から知るアレジオンLX点眼液0.1%

副作用

主な副作用は、結膜充血(0.1~1%未満)でした。
電子添文の副作用の項および臨床成績の項の安全性の結果をご参照ください。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

その他の副作用

POINT5

小児等12歳未満の小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

特定使用成績調査(12歳未満小児対象)1)

本調査において、解析対象症例329例中、副作用を発現した症例は0例でした。
また、アレジオン®LX点眼液0.1%の投与開始後に発現し、アレジオン®LX点眼液0.1%との因果関係が否定された有害事象は8例(2.4%)でした。内訳は下記のとおりでした。
本調査において、重篤な有害事象は0例、投与中止に至った有害事象は春季カタルが2例でした。
投与期間は45.1±34.2日(平均±標準偏差、2~179日)でした。期間を通じて投与を継続した症例は154例(46.8%)、投与を中止・終了した症例は175例(53.2%)でした。投与を中止・終了した理由は下記のとおりでした。

※:有害事象のうちアレジオン®LX点眼液0.1%との因果関係を否定できない事象

特定使用成績調査(12歳未満小児対象)

試験概要

目的
12歳未満の小児の使用実態下におけるエピナスチン塩酸塩(アレジオン®LX)点眼液0.1%の安全性および有効性を検討する。
対象
2020年1月から2021年3月までに、国内50施設を受診したアレルギー性結膜炎患者(季節性・通年性)のうち、本剤の使用歴のない12歳未満の患者(目標症例数:300例、調査票収集症例:330例、解析対象症例:329例)
調査方法
中央登録方式により症例を登録し、調査期間は投与開始後12週間とした。Electronic data capturing方式で実施した。
調査項目
①患者背景、②本剤投与状況、③他のアレルギー性結膜炎治療点眼薬(前治療薬)、④併用薬、⑤臨床経過(自覚症状・他覚所見)、⑥患者満足度(使用感・効果)、点眼遵守状況、コンタクトレンズ使用状況、⑦有害事象
評価方法
(安全性)本剤との因果関係にかかわらず、原疾患の悪化や臨床検査値の異常変動を含め、本剤の投与開始後に発現した医学的に好ましくないあらゆる兆候、症状または疾患を有害事象とした。有害事象のうち本剤との因果関係を否定できない事象を副作用とした。
解析方法
副作用発現率および基本統計量の算出等を行った。

1)青木寛奈 他:薬理と治療, 49, 2059(2021)
利益相反:著者庄司純は参天製薬株式会社からアドバイザリー料を受領した。著者青木寛奈、今川亘、大嵜浩孝、島田史規は参天製薬株式会社の社員である。

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