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日常診療における結膜弛緩症への対応
横井 則彦 先生 / 制作:2004.10
00:20:21
結膜弛緩症の病態生理、診断、治療の新しい考え方を紹介
結膜弛緩症は、しばしば、流涙や異物感の原因となり、流涙症やドライアイの原因疾患を増悪させるリスクファクターとなる。結膜弛緩症の病態を考える場合に、涙液メニスカスの機能不全と機械的作用の二つの考え方が重要であり、これらにより流涙や異物感のメカニズムが理解される。結膜弛緩症に対しては、ほとんどの場合、点眼治療は無効で、外科治療の適応がある。そして、外科治療においては、涙液メニスカスの再建と、可及的な眼表面のスムージングをめざすことが、良好な愁訴の改善を生むコツとなる。
結膜弛緩症は、日常診療においてしばしば遭遇し、不定愁訴の原因となり、外科治療が奏功するというユニークな疾患であり、その診断および治療の習得は、眼科医にとって必須と言える。
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