近年眼内レンズ縫着にかわって眼内レンズ強膜内固定術が発展、普及してきています。
　この手術は縫合糸を用いずに強膜内へ眼内レンズ支持部を固定する手術でありますが、眼内レンズ支持部の引き出し方や固定方法にいくつかのバリエーションが存在しています。
　このビデオでは小切開、低侵襲に重点を置いて開発したダブルニードルテクニックを用いた術式を紹介します。
　強膜トンネルへの支持部挿入を容易にした強膜半層切開法および支持部の固定力を高めた支持部焼灼法のコンセプトと、創の位置関係や注射針の使い方といったコツについて解説します。