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網膜芽細胞腫の診断と治療
大西 克尚 先生 / 制作:1997.08
00:21:34
網膜芽細胞腫について
網膜芽細胞腫は乳幼児に発症する悪性腫瘍のなかでは、白血病、神経芽細胞腫についで多く、わが国では1年間に約100人の患者が発生している。外来診察で普通に見かける疾患ではないが、悪性腫瘍であるので、小児の患者では鑑別疾患として常に念頭におく必要がある。初診の外来の眼底検査と超音波検査で、ほとんどの場合、診断可能であり、適宜、他の画像検査を応用する。
治療は進行例では眼球摘出するが、本腫瘍は放射線感受性が高く放射線治療が第1選択になることも多い。最近は眼球保存療法が工夫され効果をあげていて、将来は化学療法も有望である。早期発見、早期治療が重要であり、それにより患児の視力が温存される。
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