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未熟児網膜症の診断と治療
日下 俊次 先生 / 制作:2023.09
00:33:04
レーザー光凝固治療から抗VEGF治療へ
未熟児網膜症治療に大きな変化が起きつつある。まず、近年導入された抗VEGF治療がこれまでゴールドスタンダードであったレーザー光凝固治療にとって代わろうとしていることが挙げられる。また、抗VEGF治療導入に伴う疾患概念や病態の変化を反映した新しい国際分類(第三版)が策定された。さらに周産期医療の進歩により、重症化して治療を要する児の割合が低下していること、硝子体手術でも網膜全剥離(stage 5)に至る前の段階で手術を行える症例が増加し、手術成績が向上していることも挙げられる。今回のビデオではこれらの変化を系統立ってわかりやすく解説する。