眼科外来において流涙を訴える症例は決して少なくありません。流涙は強い眼不快感の原因となるだけでなく、視機能をも障害します。また、流涙の原因疾患は涙道だけでなく、眼表面、眼瞼などにわたっており、診断に際しては幅広い評価が必要とされます。本ビデオでは涙道閉塞を含む流涙の原因疾患の診断方法、涙道閉塞に対する手術の適応、術式の選択などについて解説します。ご覧になる先生方の明日からの臨床にお役に立つものと考えています。