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甲状腺眼症の診断と治療
井上 立州 先生 / 制作:2017.08
00:19:33
甲状腺眼症の病態を理解し、診断と治療に生かす
甲状腺眼症は、眼瞼、角膜、結膜、視神経、網膜、外眼筋、眼球突出など様々な症状がみられる。眼障害としては、甲状腺機能異常と関係が深い原発性眼障害である、上眼瞼後退、眼球突出、涙液分泌低下と、原発性眼障害が組み合わさることにより起こる続発性眼障害があります。活動性の球後組織の病変に対しては、ステロイドや放射線による消炎治療が必要です。診断には画像診断が欠かせませんが、活動性の判定にはMRIが有用です。非活動性の眼障害に対しては、手術治療が行われます。眼球突出に対する眼窩減圧術、複視に対する斜視手術、眼瞼の異常に対する眼瞼形成術があります。眼症の病態を理解することにより、眼障害の原因がわかり、適切な治療を行うことができます。
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