領域 アレルギー性結膜炎
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2025年スギ・ヒノキ花粉飛散量と飛散開始日の予測
(2024年9月19日現在/NPO花粉情報協会)
監修:NPO法人花粉情報協会事務局長 佐橋紀男先生
2025年のスギ・ヒノキ花粉飛散量は、近畿から西の地方は平年を上回る地域が多く、東海、関東はほぼ平年並みの見込みです。
2025年のスギ・ヒノキ花粉飛散量は、近畿から西の地方は平年を上回る地域が多く、東海、関東はほぼ平年並みの見込みです。
春に飛散するスギやヒノキの花粉飛散量は、6~7月の日照時間と前年の花粉飛散量に大きな影響を受けます。 2024年6月の日照時間は全国的に平年並みかやや多くなりました。また、7月の日照時間は北陸から東北の日本海側で平年より少なく、関東から西は平年並みか、やや多くなりました。前年と比較すると東北の太平洋側から関東、東海および近畿地方の一部で少なくなっています。 2025年春の花粉飛散量の全国的な傾向としては、2024年春に花粉飛散量が少なかった近畿から西の地方※1は前年よりも多く、過去10年平均を超える地域が多い見込みです。東海、関東※2は平年並みかやや少なく、ほぼ平年並みと予想されます。東北※3は、2024年春に花粉飛散が非常に多かった北部では多くの地域で前年より少なく、南部では逆に前年並みか、やや多くなる見込みです。 スギの雄花は11月末から休眠に入り、休眠期間の気温が低いほど休眠覚醒が早くなります。気象庁の長期予報では、10月以降12月にかけて気温は平年より高い見込みです。このためスギの雄花が休眠から覚醒する時期は平年よりやや遅くなる見込みです。休眠から覚醒した後は気温が高いほど開花までの期間が短くなります。2025年の1月も気温は平年より高い見込みで、2025年のスギ花粉飛散開始はほぼ平年並みと予測されます。
※1:今治市、徳島市の平均データは過去9年平均
※2:千代田区、八王子市、青梅市は東京都アレルギー情報navi.より引用
※3:弘前市の平均データは過去8年平均
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