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緑内障薬物治療のすすめかた
本庄 恵 先生 / 制作:2024.09
00:28:35
緑内障は点眼薬による薬物治療が第一選択であり、現在、多種多様な点眼薬が組み合わせて使用可能になっています。高齢化長寿社会で患者数増加が見込まれ、慢性疾患であるため薬物治療は長く継続が必要で、効率的な眼圧下降、アドヒアランスの維持が重要です。第一選択薬はプロスタノイド受容体関連薬ですが、臨床的には多剤併用療法で行われる事が多く、複数薬剤を必要とする場合には配合点眼薬の有用性が指摘されています。
近年低侵襲手術がふえ、薬物治療のみにこだわらず、手術加療とのバランスもふまえて治療戦略を考えることも重要です。
本講演では緑内障の進行抑制のための最近の緑内障薬物治療の考え方についてお話させていただきました。