視覚障がいに対する理解の向上

Santenは、視覚障がいの有無にかかわらず交じり合い、いきいきと共生する社会の実現に向け、視覚障がいに対する理解の向上につながる活動を積極的に行っています。

子どもを対象としたプログラムの実施

Santenは、特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールと協働し、小学生を対象とした視覚障がいに対する理解を向上するプログラムの開発と実施を行っています。このプログラムは、視覚に障がいのある当社の従業員が「社員先生」となり、視覚に関する知識の向上や日常生活の中で視覚障がい者支援を自然と行えるようになることを目的としています。新型コロナウイルス感染防止を考慮して、プログラムはオンライン形式と対面形式の2パターンを用意しています。
プログラムに参加した子どもたちは、「今日、目が見えない人の気持ちがよく分かりました。目をすごく大切にしようと思いました(小学2年生)」や「目が見えないと、わからないことが多くなるとわかった。これから点字ブロックの上に物を置かないように気をつけようと思った(小学4年生)」などプログラムを通じて学びを深めています。

点字ブロックの上を白杖で歩く体験、慎重に足の裏で点字ブロックを感じながら歩いている様子

盲導犬育成支援

盲導犬育成のための寄付と啓発(日本)

日本にはおおむね1,000頭の盲導犬が活躍していますが、盲導犬希望者は少なくとも3,000人はいると推計され、盲導犬の普及が進んでいないのが現状です。Santenは、2013年から継続的に盲導犬育成のための寄付を行っており、これまでに8頭の盲導犬が育成されました。また、売り上げの一部が盲導犬育成に寄付される自動販売機を4事業所に設置しています。

「盲導犬のトレーニング」について解説する様子

盲導犬学校への寄付と支援(米国)

米国のサンテン・インクは、米国およびカナダ全域の全盲あるいはロービジョンの人々に貢献し、業界をリードする盲導犬学校「Guide Dogs for the Blind」を継続的にサポートしています。なお、2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により一時的に支援を中止しました。

盲導犬学校「Guide Dogs for the Blind」で育成された盲導犬

視覚障がい者支援団体などのイベントへの参加

Santenは、従業員が患者さん視点の意識を醸成することを目的として、支援団体などが実施する、視覚障がい者に役立つ生活用品などの展示会やお祭り、運動会などのイベントに、手引き誘導などのボランティアとして参加しています。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響によりイベントが中止や延期となり、従業員の参加は一時的に見送られましたが、今後は継続した活動を実施する予定です。

啓発活動を通じた社会への貢献

視覚障がいに対する正しい理解の重要性と必要性について啓発

ヨーロッパでは、Santen EMEAがウェブサイトに「All Eyes On」というページを開設し、社内外の専門家が眼科領域や視覚に関する社会課題について語り合う音声の配信を開始しました。ヨーロッパダイバーシティ月間である2021年5月に、国際失明予防協会の代表、網膜色素変性症であるSantenの従業員、Santen EMEAの人事担当者が、障がいの有無にかかわらず交じり合う社会の実現のために必要なことは何かを議論しました。

点字ブロック理解・啓発活動への参加

日本では、点字ブロックが視覚障がい者の移動時に大切であることを知っていただくために、3月18日の「点字ブロックの日」に合わせて毎年各地で啓発活動が実施され、Santenでは能登工場の従業員が参加しています。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で参加を辞退しましたが、2021年は従業員やその家族に啓発を行いました。今後も活動への参加は継続していきます。

啓発活動の様子

啓発で配布されたティッシュ