人材の育成

Santenは、採用や配置、昇進、能力開発における機会の均等に取り組み、中長期的な観点に基づき人材の育成・開発を進めていきます。

基本理念に基づいた組織・人材づくり

Santenは、基本理念に基づき、すべての組織と人に実践を期待する行動を示したサンテン・リーダシップ・コンピテンシー(以下SLC)を定めています。仕事を通じてこれを体現する人材に機会を提供し成果に報いることや、共通の価値観をもとに従業員の多様性を活かし、お互いが力を高め合う組織風土を目指しています。SLCは、従業員一人ひとりの能力開発やキャリアプラン策定における基軸と位置付けており、求められている行動を明確にし、それを実践することで従業員のキャリアアップや自己成長につなげていきます。

目標評価制度による従業員の育成

Santenでは、年度のはじめに従業員一人ひとりが上司と話し合い、組織と個人の目標についてすり合わせたうえで目標を設定し、対象期間の終了時にはその目標に対する達成度を評価しています。従業員が目標を達成できるよう、対象期間の途中に上司との面談を通じてアドバイスをする機会(クオータリー・チェックイン制度)を設けて、従業員一人ひとりの能力発揮・向上をサポートし、仕事の達成感や成長につながるようにしています。

従業員の能力開発への取り組み

Santenでは、階層に応じた期待役割を認識し、成長目標を具体化することを目的とした「階層別研修」を実施しました。2020年度の延べ研修時間は6,578時間でした。
会社のグローバル化進展に伴い、自発的な成長を支援することを目的として、2020年4月より研修体系を変更しました。2020年度には、マネジメントスキル、グローバルコミュニケーション、自己学習機会の提供を強化しました。業務で必要なスキルを習得するために、社外研修に加え、社内オンライン研修やeラーニング等を強化することで、時間と場所に影響を受けない受講環境を整えています。また、従業員が自己啓発として受講する語学やビジネススキルの学習やテストに対し、費用の一部を会社が負担する、自己啓発支援制度も整えています。

グローバル・ジョブ・ポスティング制度

Santenでは、2020年4月より新たな社内公募システムであるグローバル・ジョブ・ポスティング制度の運用を開始しました。この制度はSantenの全従業員を対象としており、Santen内の募集ポジションに対し公募するものです。募集ポジションを通じてどのようなキャリアや成長の機会があるかを知ることができ、中長期的なキャリアを自ら考えチャレンジすることで従業員の成長を促します。

マイスター制度

生産本部では、製造オペレーターのスキルアップや士気向上を目的に、滋賀と能登にある工場独自の評価・処遇制度として、2017年度よりマイスター制度を導入しています。社内で設定された資格取得者で高技能、実績、豊富な経験と同僚、後進からも信頼される人間性を有し、基本理念の「個人の行動原則」を実践している者をマイスターとして認定しています。

定年に向けた従業員への支援

Santenでは、定年を迎える従業員に対して、再雇用制度、再就職支援サービス、職業訓練支援金の3つの選択肢を用意し、再雇用期間終了後の再就職支援も提供しています。また、定年を控えた従業員に対して、再雇用・年金などの制度や雇用環境の変化について理解し、定年後のライフプランについて考えることを目的にした「キャリアデザイン研修」を実施しています。すべての従業員が安心して長期に就労できるよう支援体制を整えています。

従業員エンゲージメントサーベイ

Santenは、経営ビジョンの達成とさらなる持続的な成長を実現するためには、すべての従業員が基本理念や経営ビジョンを深く理解、共有し、会社に対してより誇りや信頼感を持ち、互いに連携、協働しながら、自発的に基本理念を実践し、ビジョン実現に向けた行動に移していくことが大事だと考えています。2017年10月には国内外のSanten全従業員を対象に、基本理念や経営ビジョンに基づいた従業員の意欲を把握し、高めていくことを目的としたグローバル・エンゲージメント・サーベイを実施しました。調査結果に基づき、課題解決に取り組んでいきます。