サプライチェーンの評価・管理

Santenは、責任ある調達行動を推進するために、サプライチェーンマネジメントを構築し、取引先をモニタリングすることにより、不買運動等のリスクを排除するとともに、責任ある調達行動を推進し、取引先と当社の企業価値向上を目指します。

CSR調達方針・ガイドライン

Santenは、取引先と協働しながら社会的責任を果し、持続可能な社会の発展に貢献していくことを目的としたCSR調達を推進するため、CSR調達方針を制定し、CSR調達推進のために取引先に遵守いただきたいことをCSR調達ガイドラインに示しています。

参天グループCSR調達方針

参天グループは、「天機に参与する」という基本理念のもと、CSR基本方針や国連グローバル・コンパクトの10原則などに基づき、取引先と協働しながら社会的責任を果たし、持続可能な社会の発展に貢献していくことを目的として、以下のCSR調達を推進します。

  1. 法規制・国際規範の遵守
    高い倫理観をもって、法規制はもとより国際規範を遵守し、公正に最適な調達先を選定するとともに調達先と公正な取引を行う。
  2. 適正な品質・有効性・安全性と安定供給の確保
    調達品の適正な品質・有効性・安全性と安定供給を確保し、そのために必要な情報を適時入手する。
  3. 人権尊重と人権侵害への非加担
    調達品が影響を及ぼすすべての人の人権を尊重し、人権侵害に加担しない。
  4. 労働者の権利と安全衛生の確保
    調達品の生産供給活動に従事するすべての人の権利と安全衛生を確保する。
  5. 環境保全への配慮
    調達活動において環境保全に配慮し、環境汚染の防止と負荷の低減に努める。
  6. 持続可能な社会の発展への貢献
    調達品の利用による眼科医療への貢献を通じて、持続可能な社会の発展に貢献する。

取引先調査の実施

Santenは、CSR調達方針・ガイドラインとガイドラインの遵守状況確認票を提示し、当社のCSR調達方針・ガイドラインに対する取り組み状況を確認しています。2020年度は製品供給にかかわるすべての一次取引先129社へ確認を依頼し、90%以上の取引先から回答を得ました。回答結果より、重大な問題はありませんでした。今後は、新規取引開始時と既存の取引先は3年毎にCSR調査を実施していきます。また、2021年度は二次取引先も含めた製造元への確認を進めていきます。ガイドラインに準拠していない取引先があった場合には、準拠していただくよう働きかけていく予定です。責任ある調達行動を推進し、サプライチェーン全体で社会的責任を果たすとともに、取引先と当社の企業価値向上を目指します。

サプライチェーンのリスクマネジメント

Santenは、事故や自然災害、気候変動など、サプライチェーンを取り巻くさまざまなリスクが発生した場合においても製品を安定供給できるように、複数工場での生産バックアップ体制や複数のサプライヤーからの原材料調達など、サプライチェーンのリスクマネジメントに取り組んでいます。

医薬品の安定供給におけるサプライヤー関連の持続可能性リスクは、おもに重要なサプライヤーからの原材料の供給中断です。例えば、供給元が製造および品質管理基準からの逸脱や、コンプライアンス、環境保全または安全衛生に関する問題により、規制当局から生産中止命令を受ける可能性があります。

取引量や重要な原材料、代替先がない等の観点から重要なサプライヤーを識別して包括的にリスクを特定し、管理しています。

サプライヤーとの健全な関係

購買先・仕入先であるサプライヤーは、患者さんに医薬品等をお届けするための重要なパートナーであるとの考えから、「下請代金支払遅延等防止法」の遵守、提供情報の秘密保持はもとより、持続的に発展しあえる関係を目指し、相互交流や共同での品質向上、原価低減のための改善活動に取り組んでいます。また、サプライヤーの決定時には競合見積もりを行うとともに、品質、納期、経営上の信頼性などを総合的に評価するよう「購買管理規程」などの社内規程に定めています。利益相反防止については、取引先からの利益提供を受けないことを「参天企業倫理綱領」の「行動規範」に規定しています。

取引先と当社工場関係者との意見交換会の様子