参天製薬

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ニュースリリース

三共(株)と参天製薬(株)が緑内障治療薬の開発、製造、販売に関する契約を締結

2002年3月27日

三共株式会社(東京都中央区、社長 高藤鉄雄)と参天製薬株式会社(大阪市東淀川区、社長 森田隆和)は、三共(株)が開発中の緑内障治療薬CS-088(一般名未定)の開発、製造、販売に関する契約を締結しました。本契約により、参天製薬(株)は、全世界でのCS-088の開発、製造、販売を行うことになります。


  緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気で、眼圧の上昇がその病因の一つと言われています。
  CS-088は、三共(株)によって創製されたアンジオテンシンII受容体拮抗剤 (*1) で、既存の緑内障治療薬にはない新規作用機序を有しており、ユニークな眼圧下降作用を持つ世界初の緑内障治療薬としての開発が期待されます。


  現在、国内の緑内障患者数は約300万人と推定され、「目の成人病」と言われるほど中高年に多く、患者のほとんどが40歳以上で、30人に1人の割合で発症していると言われています。本剤の開発によって、緑内障患者の治療に大きく貢献できるものと思われます。


  なお、CS-088は、日本での臨床第1相試験 (*2) を三共(株)が実施してまいりましたが、本契約締結により、今後の臨床試験は参天製薬(株)が実施することになります。


【参考】

−用語の解説−


1.アンジオテンシンII受容体拮抗剤(Angiotensin II AT1 receptor antagonist)
アンジオテンシンIIは、血管を収縮させ、血圧を上昇させる蛋白質。
アンジオテンシンII受容体拮抗剤は、アンジオテンシンII受容体に作用して血圧を下げる効果がある。
 
2.臨床第1相試験
少数の健康人志願者や特定のタイプの患者さんを対象に、安全性を確かめる試験。

以上

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