なみだで守る季節のひとみケア 〜健やかなひとみを守るには、<br />季節にあった「なみだ」を活かしたひとみケアが大切です。〜

健やかなひとみを守るには、
季節にあった「なみだ」を活かした
ひとみケアが大切です。

第3回
冬の乾燥とひとみケア

監修:石岡みさき先生(みさき眼科クリニック)
第3回 冬の乾燥とひとみケア 監修:石岡みさき先生(みさき眼科クリニック)

肌だけじゃない! 冬は「ひとみ」も乾いています

冬は1年のなかで最も空気が乾燥する季節。外の空気はもちろん、室内の空気は暖房の使用によりさらに乾燥して、肌だけでなく目からも水分を奪っていきます。肌荒れが気になって、顔や手、体などのスキンケアに余念がない人も多いと思いますが、目の乾燥対策もきちんと行えている人はどのくらいいるでしょうか? 目の表面が“肌荒れ”のような状態になりがちな冬場こそ、目の乾きに注意が必要なのです。
私たちの目の表面は、ベールのような「涙の膜」で常に覆われています。涙の膜は「油層」「水層」「ムチン層」の3層からなり「目の表面の乾燥を防ぐ」、「ゴミやホコリを洗い流す」、「目に酸素や栄養分を届ける」、「目の表面をなめらかに保ってものをきれいに見せる」といった役割を担っています。
目を守り、機能を維持するために欠かせない涙の膜ですが、空気が乾燥すると蒸発しやすく、涙の量が少なくなります。特に、暖房により湿度が低下した室内では、涙の蒸発量が増え、角膜が外気に直接触れてしまい、乾き目や疲れ目、かすみ目などの症状を招きやすくなってしまいます。
また、外気や室内の空気の乾燥だけでなく、ディスプレイ画面を長時間見続けることも目の表面が乾燥する一因です。最近ではテレビやDVD、ゲーム機に加えスマートフォンやタブレットも普及して、大人だけでなく子どもがデジタル機器に触れる機会も増えてきました。子ども自身が目の乾燥を自覚するのは難しいので、周囲の大人が十分注意してあげましょう。 

肌だけじゃない! 冬は「ひとみ」も乾いています

冬の乾燥からひとみを守る秘訣!

まず大切なのは、目が乾燥しにくい環境を整えることです。暖房器具からの風を直接目に当てないよう、場所を移動したり送風口の向きを変えたりしてください。あわせて、加湿器の使用やぬれタオルを干すなど室内の保湿対策も行うと効果的です。コンタクトレンズを使用している場合は、使用していない場合と比べて目が乾燥しやすい状態にあります。長時間の装用を避け、帰宅後などはすぐに取り外すようにしましょう。また、パソコンなどのディスプレイ画面を長時間見ていると、まばたきの回数が普段の約3分の1にまで減少するといわれています。まばたきには目の表面に一定量の涙を送り込むという働きがあるため、意識的にまばたきを繰り返すことも目の乾燥予防に役立ちます。暖房のきいた室内でパソコン作業をするときなどは、適度に休憩を取って目をリフレッシュさせることも忘れないでください。さらに、人間の涙の成分に近い“人工涙液”タイプの目薬を使用するのも効果的です。

冬の乾燥からひとみを守る秘訣!

眼科専門医からのメッセージ

石岡みさき先生(みさき眼科クリニック)

目の乾きには、症状や状態によってさまざまな対策法がありますが、症状が軽い場合は涙に近い性質の人工涙液を使用して水分を補うのが一般的です。ただし、使いすぎると目の表面を覆っている涙の成分も洗い流されてしまい、乾燥感が増すこともあります。さしすぎには十分注意し、用法用量を守って正しく使用してください。
また、防腐剤が含まれた目薬をさすと防腐剤が目に残ってしまい、角膜を傷つけてしまうこともあります。目薬を頻繁に用いる際は、防腐剤無添加のものを選びましょう。
目の乾燥や不快感、目が疲れやすいといった症状が長引くと、角膜や結膜に障害が起こる「ドライアイ」になってしまうこともあります。対策を行っても症状が改善しない場合は早めに眼科を受診しましょう。

どうやってひとみをケアしたらいいの?
空気の乾燥が気になる冬こそ、目はうるおいを求めています

こんな時にお使いください

涙のはたらきについて知りたい方はこちら

持ち運びに便利な小容量(5ml)4本入り

※防腐剤(ベンザルコニウム塩化物など)は配合していません。

「なみだで守る 季節のひとみケア」
  • 第1回 プールの後のひとみケア
  • 第2回 夏のオフィスでのひとみケア
  • 第4回 冬から春にかけての疲れ目ケア
  • 第5回 花粉症などのアレルギーに対するひとみケア