目薬(点眼液・眼軟膏がんなんこう)の使い方

あなたはいつも、どのように目薬をさしていますか?

目薬を使っている人で、正しく点眼できている人は半分以下ともいわれています。
あなたの目を守り、お薬の効果を十分に発揮するためにも、正しい目薬のさし方を身につけましょう。

新型コロナウイルス感染症が世界中で拡大しています。

新型コロナウイルスは目の粘膜組織である結膜からも感染する可能性があると言われています。感染拡大を防ぐために、目薬の使用にあたっては下記のことを守ってください。

  1. 目薬を差す前と後には、十分な手洗い または アルコール等による手指消毒を行ってください。
  2. 他の人と目薬を共用しないようにしてください。

その他の注意事項

点眼時の注意事項

  • 指示された用法・用量を正しく守りましょう
  • 懸濁性(けんだくせい)の点眼液は、よく振ってから点眼しましょう
  • 2種類以上の点眼液の使用する場合は、5分以上の間隔をあけて点眼しましょう※
  • コンタクトレンズ装用中の点眼については、医師にご相談ください
  • 使用中に気になる症状があらわれた場合は、医師または薬剤師にご相談ください
  • 点眼液を他の人に貸したり、借りたりしないでください
  • 容器には開封前の使用期限を記載しています。開封後は1か月を使用の目安とし※、残った薬は保管せず捨ててください。点眼液の中に浮遊物や濁り等がみられたら1か月以内でも使用を中止してください

点眼液の保管方法

  • 点眼後はしっかりとキャップを閉め、 投薬袋などに入れて清潔に保管しましょう
  • 直射日光を避け、なるべく涼しい場所に保管しましょう※
  • 子どもの手の届かないところに保管してください
  • 防虫剤や湿布薬の近くに点眼液を置かないようにしましょう。また、油性ペンで点眼容器に直接記入しないようにしましょう。揮発成分が点眼容器を通って点眼液に溶け込むことがあります

※医師または薬剤師の指示がある場合はそれに従ってください