ステークホルダーとの関わり

参天製薬グループは、ステークホルダーとの対話により多様な意見を収集し、CSR活動に反映することが大切だと考え、実践しています。

ステークホルダーとのコミュニケーション

ステークホルダーへの付加価値配分

参天製薬グループは、ステークホルダーとの対話を重視するとともに、事業を通じて得られた付加価値をステークホルダーへ適切に配分することが大切だと考えています。2017年度のステークホルダーごとの付加価値配分は下記の通りです。

ステークホルダー 金額(百万円) 金額の算出方法
株主 10,563 配当金
従業員 42,870 従業員給付費用
(給与、賞与、退職後給付費用など)
債権者(金融機関) 25 支払利息
取引先 112,296 売上原価、販売費及び一般管理費(従業員給付費用を控除)
行政機関(国、自治体) 4,000 法人所得税費用
地域社会 596 寄付
環境 346 環境保全コストの費用額

上記「環境」は参天製薬単体、それ以外は参天製薬グループの金額です。

情報開示の充実

参天製薬グループは、ステークホルダー・エンゲージメントの実践のため、情報開示の充実に努めています。

業績や財務に関する情報の開示

中期経営計画や決算説明会等での資料、有価証券報告書、決算短信、アニュアルレポート、製品開発状況など、業績や財務に関する情報は、説明会や報告書だけでなく当社ウェブサイトのIR資料室・動画のページにも開示しています。

CSR活動に関する情報の開示

基本理念に基づくCSR活動について詳細な情報を掲載しています。事業を通じたCSRやコンプライアンス、人権尊重、労働安全、環境、企業市民としての貢献などの取り組みについて紹介しています。環境や雇用・人材に関するデータも開示しています。当CSRサイトはおおむね四半期ごとに更新しています。報告対象期間は2017年度ですが、一部対象期間以外の内容も掲載しています。

お客さまからのご相談への対応

参天製薬は「お客様相談室」を設置し、ご相談を受け付けています。ご相談件数は年々増加し、2017年度は13,646件でした。お問い合せの内容は、病気のご相談に関するもの(16.2%)、医療用医薬品ならびに一般用医薬品の製剤の品質・容器に関するもの(11.7%)、製剤の安全性・使用上の注意に関するもの(9.8%)などです。その他にも、製品・サービスの改善に関するご提案もいただいています。
安全性や品質に関するご質問などに対しては、安全性管理や品質保証を担当する部門と連携し、迅速かつ的確な情報収集に努め、お客さまに適正に使用していただくための情報提供につなげています。

株主・投資家とのコミュニケーション

コミュニケーションの機会

アナリストならびに機関投資家向けに、決算説明会もしくはカンファレンスコールを四半期ごとに実施しています。また、証券会社主催の国内カンファレンス、スモールミーティング、個人投資家向け説明会にも積極的に参加しています。加えて、海外での投資家向けカンファレンスへの参加や株主・投資家への訪問なども充実させています。
2017年3月には、個人株主向けに能登工場見学会を開催し、徹底した空気・水の管理など、当社のものづくりへのこだわりを紹介しました。

決算説明会の様子

株主総会

株主総会はできるだけ多くの株主の方が参加いただけるよう、集中日を避けて開催しています。また、株主総会に参加することができない方のために、郵送に加えインターネットでも議決権を行使できるようにしています。なお、株主・投資家の皆さまが総会議案について十分な検討期間を確保できるよう、招集通知は法令の定めより1週間早く発送するとともに、発送前に当社ウェブサイトに開示しています。

従業員エンゲージメントサーベイ

参天製薬グループは、経営ビジョンの達成とさらなる持続的な成長を実現するためには、すべての従業員が基本理念や経営ビジョンを深く理解、共有し、会社に対してより誇りや信頼感を持ち、互いに連携、協働しながら、自発的に基本理念を実践し、ビジョン実現に向けた行動に移していくことが大事だと考えています。2017年10月には国内外の参天製薬グループ全従業員を対象に、基本理念や経営ビジョンに基づいた従業員の意欲を把握し、高めていくことを目的としたグローバル・エンゲージメント・サーベイを実施しました。調査結果に基づき、課題解決に取り組んでいきます。

従業員組合との対話

日本では、参天グループ従業員組合を構成し会社と団体交渉を行っています。組合には、正社員のうち役職者や管理部門の一部を除く全員が加入しており、2018年3月時点での組合員数は1,378人で、従業員に占める割合は72%です。参天グループ従業員組合と締結している労働協約では、円滑な企業運営および組合員の福祉と労働条件等に関する事項について相互の意思疎通を図るための協議の場として経営協議会を設け、経営方針、機構および職制の変更、予算および決算状況などは、経営協議会での説明事項であることが明記されています。
労働安全衛生については、各事業場で毎月安全衛生委員会を開催し、会社と組合双方の委員で協議しています。
また、連結子会社であるサンテン・オイや参天製薬(中国)有限公司においても、労働組合が組織されています。
労使関係は良好で相互によく理解し協調しています。