企業市民としての貢献
参天製薬グループは、地域コミュニティとの継続的対話と連携により信頼関係を構築し、良き企業市民として活動しています。
災害復興支援
参天製薬グループは、災害時における被災地の復興を支援しています。
年 | 件名 | 会社名 | 寄付金額 | 寄付相手先 |
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2018年 | 北海道胆振東部地震 | 参天製薬 | 300万円 | 日本赤十字社 |
2018年 | 西日本豪雨 | 参天製薬 | 1000万円 642万円 (マッチングギフト 注釈 ) |
日本赤十字社、 中央共同募金会 |
2017年 | 九州北部豪雨 | 参天製薬 | 300万円 | 日本赤十字社 |
2016年 | イタリア中部地震 | サンテン・イタリー・エスアールエル | 8,613ユーロ(約115万円) (マッチングギフト) |
イタリア赤十字社 |
2016年 | 熊本地震 | 参天製薬 | 2000万円 948万円(マッチングギフト) |
日本赤十字社、 中央共同募金会 |
2016年 | 台湾地震 | 台湾参天製薬 | 100万台湾ドル(約350万円) | 台南市政府 |
2015年 | ネパール中部地震 | 参天製薬 | 300万円 350万円(マッチングギフト) |
日本赤十字社、 ジャパンプラットフォーム |
サンテン・インク(米国) | 1万米ドル(マッチングギフト) | |||
2013年 | 台風30号 (フィリピン) |
参天製薬 | 300万円 346万円(マッチングギフト) |
日本赤十字社、 ジャパンプラットフォーム |
- 注釈
- マッチングギフト:従業員の寄付に一定比率の金額を会社が上乗せし、寄付する制度
東日本大震災被災地に対する支援
発生直後の支援活動
医薬品の供給継続
2011年3月11日に発生した東日本大震災の直後には、被災された地域の医療機関や所轄官庁、眼科医会などと連絡を取り合い必要な医薬品を一刻も早く届けることに最大限の努力を傾注しました。現地の従業員は、医薬品を必要な施設などにお届けするとともに、被災された医療機関、薬店の復旧作業などへの人的支援も行いました。
復旧作業へのボランティア派遣
震災の被害は甚大、かつ、広範囲にわたっており、多くの人手が必要とされていました。この状況を踏まえ、会社として従業員から希望者を募り、ボランティア数の減少が予想された2011年9月から11月までの約3か月間にわたり、計7回、延べ約60人のボランティアを岩手県沿岸部に派遣し、災害復旧活動に従事しました。
義援金の拠出
被災地の一日も早い復旧・復興を願い、会社として1億円を寄付しました。それに加え、従業員の拠出額に対し会社が同額を上乗せして拠出するマッチングギフト制度を活用し、国内外のグループ会社従業員から寄せられた義援金と併せて、追加で約4千万円を拠出しました。
従業員組合による継続的活動
参天製薬グループ従業員組合では、東日本大震災の被災地復興支援を目的として、組合員を派遣し被災地でのボランティア活動を継続して行っています。岩手県遠野市を拠点とする「NPO法人・遠野まごころネット」を通じて、2017年までに5回、延べ76人が活動しました。
障がい者雇用拡大への貢献
参天製薬は、障がい者雇用を促進し自立を支援する目的で、1997年滋賀県に子会社「株式会社クレール」を設立しました。2017年には一層の雇用拡大のため、大阪市にクレールの営業所を設置しました。障がい者の職場実習の機会も積極的に提供しており、2017年度は、特別支援学校や支援団体から延べ24人の方が実習に来られ、実習生からの採用も行いました。また、障がいのある方の雇用を検討されている企業や支援団体などから延べ207人の方がクレールの業務などを見学され、障がい者雇用の現状や当社の取り組みなどについて意見交換しました。
地域コミュニティへの貢献と交流
「高山サイエンスタウンフェスティバル」への参加
奈良研究開発センターでは、毎年11月に「けいはんな学研都市」高山地区で開催される「高山サイエンスタウンフェスティバル」に参加しています。この催しを通じて科学に親しんでいただき、目の健康と当社への理解を深めていただけるよう、奈良研究開発センターの一部を公開して、当社研究員が医薬品の研究・開発や点眼剤の製造工程、目に関する基礎的な知識について来場者に直接説明を行なっています。
また、奈良県立医科大学から眼科の先生をお招きして、見学に来られた方の相談にお答えいただくコーナーや、関西盲導犬協会の方をお招きして盲導犬と視覚障がいについて知っていただくコーナーなどを設けています。
工場見学会の実施
参天製薬グループは良き企業市民として地域社会の皆さまと接点を持つこと、当社について知っていただくことが大切だと考え、工場見学会を実施しています。2017年度は、滋賀プロダクトサプライセンターで44団体579人、能登工場で31団体416人、蘇州工場で7団体236人の方にご来場いただきました。