参天のビジョン

長期的な経営ビジョン

2020年までに「世界で存在感のあるスペシャリティ・カンパニー」を実現します。
医療用眼科薬国内シェアNo.1、それは参天がマーケットに対して挑み続けてきた証です。参天ではこれから、国内での地位を確かなものとするとともに、世界の眼科薬市場で認められる真のグローバルカンパニーとなるために、2020年までに医療用眼科薬シェア“日本・アジアNo.1”、“グローバルTop3”となる目標を掲げ、参天を超える参天の実現に挑んでいます。
長期的な成長イメージ
世界の眼科薬市場予測

2014~2017年度 中期経営計画

製品の継続的な上市とアジア・欧州での成長と収益化を実現し、
スペシャリティ・カンパニーとしての競争力をより一層強化します。

研究開発戦略 ●現状の開発品の確実な上市と生産性の向上 ●顧客ニーズに基づいた差別化された製品のパイプライン充足
 研究開発については、開発中の新製品の確実な上市を実現するとともに、未充足ニーズを満たす差別化された製品を迅速に創出するために、開発パイプラインを一層強化していきます。
特に、参天製薬の強みを生かせる領域であるドライアイ、緑内障、網膜疾患を中心とした製品創出に注力していきます。また、外部の化合物や技術も積極的に活用する「ネットワーク製品創製」の推進や、トランスレーショナル・リサーチ1の活性化によって、後期臨床開発品の成功確率向上を実現したいと考えています。さらに、既存品の製品価値最大化を図るために、ライフサイクルマネジメント2にも引き続き取り組んでいく予定です。今後も、日・米・欧の研究開発拠点の連携を強化し、グローバルな臨床開発の迅速化と生産性の向上を図っていきます。
売上目標
  • 1. 基礎研究・臨床研究・診療をつなげて、医療発展に寄与する成果を効率的・効果的に実用化させる橋渡し研究
  • 2. 一つの化合物を治療ニーズに合わせ、用法・用量・剤形、さらには配合剤など様々な工夫を加えることで、長期にわ たり製品価値を高めること
国内事業戦略 ●新製品と革新的なサービスによる治療貢献を通じた継続的な事業成長を実現●グローバル展開を加速するための収益基盤の確立
医療用医薬品事業では、より強い営業組織への変革を進めながら、新製品のさらなる市場浸透を図るとともに、未充足ニーズの高い疾患が多く存在する後眼部領域への本格参入を果たしました。
 新中期経営計画においては、「タプロス」「ジクアス」「アイリーア」等の新製品の価値最大化により競争優位性を高め、顧客の未充足ニーズに対応する力を一層強化することで、継続的な事業成長と市場での高いプレゼンスの維持を目指します。また、医療用医薬品、一般用医薬品、医療機器事業の連携を強化し、国内での高いプレゼンスとスペシャリティ・カンパニーとしての強みを生かした事業成長を実現します。
国内事業 売上目標
海外事業戦略(アジア事業) ●重点国でのシェア拡大に向けた事業強化 ●市場成長率を上回る売上成長・シェア拡大および、さらなる収益拡大の実現
アジア事業では、成長著しい中国市場を中心に事業の拡大に取り組み、大幅な売上伸長を実現しました。
 新中期経営計画においては、中国・韓国・ベトナムを重点国と位置付け、今後も高い成長が見込まれるアジア市場での持続的成長を追求します。中国や韓国をはじめとする主要な市場においては、2020年度までにシェア1位の獲得に向けて、市場成長を上回る成長を目指し、ベトナムなどのアセアン諸国においても事業拡大を加速します。
 収益拡大については、営業マーケティング力を強化し、新製品による売上・利益の最大化を図ります。また、米国メルク社から取得した緑内障・高眼圧症領域における製品を軸として事業基盤をさらに強化するとともに、アジア諸国の現地ニーズに合致した開発パイプラインの充実を図り、競争力のある新製品によって、成長市場への本格参入を進めていきます。
国内事業 売上目標
海外事業戦略(欧州事業) ●緑内障、ドライアイ等の特定領域における バリュー・プレーヤーを実現 ●持続的成長と収益性の向上
 欧州事業では、当社の成長ドライバーである緑内障・高眼圧症治療剤「タフロタン」の市場浸透がさらに進んだことが、売上拡大に貢献しました。
 新中期経営計画においては、その成果を生かしながら、新製品の投入による持続的成長と収益性の向上を実現します。また、欧州市場は、米国メルク社から取得した眼科製品により、売上拡大の効果が最も期待できる地域であると考えています。既存製品のさらなる成長に加え、緑内障領域における製品ラインナップの強化を図り、持続的成長と収益化を実現します。
欧州事業 売上目標
製品供給戦略 ●グローバルに競争できる製品供給体制の確立
 製品供給に関しては、世界の医薬品市場における様々な環境変化の中で成長を続けるために、グローバルにおける価格競争力と高い品質を実現します。また、新興国にも受け入れられる原価を実現するために、大幅な原価低減への継続的な取り組みに注力します。
 具体的には、マザー工場として大量生産によるコスト低減の効果と生産性向上を追求した能登工場、グローバル化の中核拠点として技術革新や戦略企画を担う滋賀プロダクトサプライセンター、生産能力を強化する蘇州工場(中国)、欧州を中心とした市場への供給拠点を担うタンペレ工場(フィンランド)の世界4工場体制のもと、安定供給に加えて、品質保証体制の維持・強化により、市場ニーズに応えるグローバル・サプライチェーンの最適化を目指します。
組織・人材戦略 ●持続的な成長を支える組織構築および人材パイプラインの強化
 2020年までの長期的な経営ビジョン達成のためには、「創造と革新」を担う人材の育成と組織構築が重要な要素だと考えています。この認識のもと、事業の中長期的な成長を担う変革リーダーの育成とともに、グローバルでの意思決定および戦略実行を推進するため、研究開発、製品供給、財務などの主要機能におけるグローバルなマネジメント体制の強化に取り組みます。
 参天製薬は、持続的な成長を支える組織・人材の強化と育成に注力し、経営ビジョン実現を目指します。
中期経営計画について、さらに詳しく。