将来のグローバル市場拡大を見越し設備の力で生産能力の限界に挑む。

一度起きたことは二度と起こさない。

機械が稼働している以上、時折遭遇する機械の不具合。その際私はその場を迅速に整備復旧を行う「都度対策」、トラブルを繰り返さないためにはどうするかを検討し、改善する「恒久対策」を講じます。あくまで「都度対策」は一時的な回避に過ぎず、長いスパンで見た場合、安定稼働を続けていくには「恒久対策」による本質的な解決が必要不可欠となります。平常時もトラブルがないからと言ってぼんやりとしているヒマはありません。そんなときにこそ、講習に参加して技術、知識を深めたり、安定稼働している時の機械のあるべき姿をくまなく観察するようにしています。一度起きたことは二度と起こさない。そういった日々の挑戦が眼科薬で国内トップシェアを誇る参天の信頼、世界一の生産数を誇る生産ラインの安定稼働を支えているのだと実感しています。

設備の力で超える挑戦。

230bpm、何の数字か分かるでしょうか?これは点眼薬が1分間に製造される本数。私が担当するNB5ラインも24時間稼働でヒアレイン点眼液などをこの速度で生産しています。さらなる能力の向上を目指し、機械メーカーの製作仕様を超える240bpmの実現に向け検証を始めています。プロジェクトの成功には、いかに機械に負荷がかからない仕様に改良するかが鍵。プログラムの処理速度が追い付かないという結果が出れば、無駄なものがないかを検証し改善します。グローバル市場でさらなる成長を実現するためには、設備の力が必須!既存の設備にとらわれず、生産能力の向上に向けて、さらなる挑戦をし続けたいと考えています。

Next Challenge

国内外全ての工場や他部門を巻き込んでナレッジのガイドラインを作りたい。

参天は私が所属する滋賀工場だけでなく、能登、フィンランド、中国など国内外に工場があります。すべての工場を巻き込み、引っ張っていく存在になることが近い将来、実現したい夢。互いの意見を出し合うことで共通のテーマの発見や情報共有、改善事例の紹介などを可能にしていきたいですね。また、それ以外に取り組みたいのが他部門との連携。最近は患者さんのニーズを知るためにMRと同行し病院を訪問することもあります。患者さんの視点に立ってドクターのお話を聞くと品質ニーズや容器の形状改善の要望など、自分で考えていた内容とはまったく違う提案が飛びだすため、視野が広がります。メンテナンスのナレッジ構築、他部門との協働。この2つを実現していくことで、患者さんのニーズに則した高品質・ローコストな製品づくりへ昇華、生産性拡大を図りたいと考えます。

参天の設備保全エンジニアという仕事

機械の安定稼働を支える縁の下の力持ち的な存在。

機械・設備が安定稼働するようにメンテナンスや保守点検、適格性評価などを行うのが主な業務です。またそのほかにも新規設備の導入、老朽化した設備の更新なども行っています。生産の安定稼働を支える大きな役割を担っています。

参天製薬の強み

点眼薬製造本数で世界最大級の規模を誇る生産能力をもちかつ、高品質の製品製造に携われる。

眼科薬は医薬品分野の中でも難しいとされる無菌状態での製造プロセスが必須。さらに世界最大級の生産量を確立しています。高い製造技術を要する場で、世界最大級の生産量を誇る製造の仕事に携われるというのは、参天の最大の強みです。

わたしの仕事にかかせないもの

メンテナンス工具は私の大切な相棒。日々、知識と技術を磨いています。

ラインの保守点検やメンテナンスをするうえで欠かせない工具類。ラインの安定時にはそれらの工具と予備備品を使ってトラブル時のシミュレーションを行っています。また、自分で使いやすいように工具自体にも加工を施しています。

国内眼科薬市場への供給責任。そのプレッシャーを糧に、今後は世界で求められる人材へ。

参天の生産部門は、1ロット6万~32万本もの生産能力と高い技術を持つ心臓部。参天の国内本数シェアは50%以上もあり、ラインが止まってしまえば、本当に参天の点眼薬を必要とする患者さんに製品が届かず、健康維持を阻害してしまう結果につながるかもしれない。そんな恐れと背中合わせです。日々強いプレッシャーとの戦いですが、そんなとき、思い浮かべるのが野球選手イチローさんの言葉「プレッシャーをプラスにするもマイナスにするも自分次第」。突然の不具合や高い要求に素早く応えていくことも、自己のスキルアップにつながる場になります。設備の人材は、世界中の工場で求められていますので、舞台は世界に広がっています。ぜひ大きく羽ばたいてください!