眼科とリウマチ/骨・関節領域にフォーカスし、患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に貢献する画期的な新薬をスピーディーに開発・供給することをめざす参天製薬。患者さんに求められる新薬をいち早く創製し、日米欧三極での臨床開発を迅速に進めるため、研究開発投資を積極的に行うとともに、外部の有力企業や研究機関とのアライアンスを強化しています。
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(3月31日に終了した会計年度) |
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明確なテーマ設定
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参天製薬の研究開発の基本戦略は、強みを発揮できる分野、有望なプロジェクトに経営資源を集中することで、有用な新薬を早期に開発・発売し、独自性ある医薬品企業としての存在価値を高めることにあります。主力の眼科領域では、参天製薬独自の創薬研究と、抗菌剤など全身薬として開発された有効成分を眼科領域に応用する研究を行っています。そして、次世代眼科薬の創製と、いまだ有効な薬物療法が存在しない網膜領域の研究強化を重点目標としています。
参天製薬は、より効率的かつスピーディーに成果を生み出すため、イニシアチブと責任を明確にした組織づくりを行い、(1)
緑内障、(2) 炎症・角膜、(3) 網膜の3つの疾患領域にテーマを絞り込み、それらの疾患領域別の研究グループを機動的に組織しています。加えて、製剤研究におけるドラッグデリバリーシステム(DDS:薬物送達システム)の開発と、薬物動態研究の高度化に取り組み、標的組織への薬剤の効果的な送達と安全性の向上を追求しています。
さらに、患者さんの視点に立った医薬品開発を推進するため、臨床の第一線で活躍する医師との情報交換を密に行い、眼科領域における最先端の研究成果をもとに、医療現場のニーズにこたえる医薬品の開発に取り組んでいます。
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一方、抗リウマチ薬領域では、独自に開発した「リマチル」で培った基礎研究や免疫抑制に関する幅広い知見・技術を生かして、業界でもユニークな地位を確立。基礎研究力と、多数の化合物合成や高速スクリーニングを可能にしたコンピュータサイエンスを融合し、眼科薬同様に、よりスピーディーな新薬開発をめざしています。
また、ライフサイエンスの最先端領域であるゲノム創薬への取り組みについては、同分野で先進的な実績をもつ外部研究機関との情報交換や共同研究を通して、その成果を眼科・リウマチ研究のブレークスルーにつなげるべく努力を開始しています。
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外部資源を活用した事業開発
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新薬の研究開発には多岐にわたる専門技術の統合が必要です。参天製薬では新薬パイプラインの充実と効率的な研究開発のために、自社の研究開発体制を強化する一方、外部資源を活用した事業開発にも力を注いでいます。提携を通じた事業開発では、世界の製薬企業、大学や研究所、ベンチャー企業との間に技術提携ネットワークを構築し、情報交換、ライセンス活動や共同開発などを積極的に行い、その成果を新薬開発に効率的につなげるべく取り組みを続けています。

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グローバルな臨床開発体制を強化
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世界の大手医薬品企業は、臨床開発をワールドワイドに展開し、世界の主要国で新薬の早期承認・発売をめざす動きを加速させています。参天製薬もまた、質の高い有用な医薬品を世界の患者さんにより早くお届けするため、日米欧三極で臨床開発体制を構築し、着実な成果を上げています。
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