ドクターに聞く 現代人の目の疲れ・かすみ角膜ダメージとそのケア

角膜のはたらき

角膜はいわゆる黒目にあたる部分の組織で、水晶体とともにレンズの役割を果たしています。
また、外界からの刺激や病原体の侵入を防ぎ、角膜内の水分を適量に保って、透明性を維持するように機能しています。
角膜は直接外界と接しているため、傷つきやすい組織です。

目の構造

角膜ダメージの原因

ドライアイ、紫外線、コンタクトレンズの長時間装用による刺激、異物混入、細菌・ウイルス感染などによって、角膜ダメージが起こります。
角膜にダメージが生じると、 目が痛む、涙目になる、光に対して目が過敏になる、目が充血する、ものがぼやけて見える、目がヒリヒリ・チクチクする、異物が入っているような感覚があるなどの症状がみられます。
角膜組織が壊死してしまうと、角膜混濁や視力低下が生じることもあります。

角膜ダメージのケア

角模にダメージが生じないよう、コンタクトレンズの不適切な使用、紫外線や乾燥しやすい環境などに気をつけましょう。以下が予防のポイントです。
  • エアコンの風に直接当たらないようにする
  • 加湿器の使用やタオルで目を温めるなど、保湿を意識する
  • コンタクトレンズケアは正しい方法を守る
  • パソコンや携帯端末・スマホ操作時などは意識的にまばたきをする
  • 目をこすらないよう気をつける
  • ほこりやゴミが目に入りやすい環境にいる場合は、目を保護するよう意識する
  • 紫外線をカットする帽子やサングラスを活用する
以下のような成分が配合された目薬を使用することもよいでしょう。
角膜の修復を促す 活性型ビタミンB2
角膜にうるおいを与えて保護する コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
炎症を抑える グリチルリチン酸二カリウム、イプシロン-アミノカプロン酸
ケアをしても、気になる症状がよくならない場合は、眼科を受診しましょう。
南青山アイクリニック 戸田 郁子 先生
1986年3月 筑波大学医学専門学群卒
5月 東京慈恵会医科大学眼科研修医
1990年4月 慶応義塾大学眼科学教室専修医
4月 東京歯科大学眼科助手
1994年6月 米国ハーバード大学眼研究所 留学
1997年7月 南青山アイクリニック院長
1999年9月 医学博士(慶応義塾大学)
2000年4月 東京歯科大学眼科講師
2002年1月 南青山アイクリニック理事長
2004年4月 慶応義塾大学眼科講師
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