ドライアイのQ&A

ドライアイ

目にちょっとした不快感や、気になる症状はありませんか?
もしかしたら、ドライアイかもしれません。

 

ソフトコンタクトレンズの装用によってドライアイが起こるしくみがみれます。

ドライアイのQ&A

質問一覧

症状や状態によって様々な治療法があります。
一般的に軽いドライアイの場合は、少なくなった涙を補充する目的で、水分を補給するための点眼薬や潤いを保つための成分を含む点眼薬などを使います。最近では、ムチンや水分の分泌を促す成分を含む目薬が新しく発売されています。 しかし、点眼薬でコントロールできない場合は、涙の排出を抑えるために、涙の排水口である涙点を閉じる治療を行うことがあります。
少しでも症状が気になりましたら、自分がどの程度のドライアイなのかを眼科医に診断してもらい、どの治療が最適なのかを判断してもらうことが重要です。

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涙点プラグという治療法です。
涙の排水口である涙点を閉じることで涙の流出を抑え、涙を目の表面に蓄える治療法があります。
これには上下の涙点にシリコン製の小さなプラグを差し込む方法や、涙点を縫い合わせる方法(「涙点閉鎖術」と呼ばれています)があります。
この方法は一般的には比較的重症のドライアイに対する治療法であり、すべてのドライアイ患者に対して適応となる方法ではありません。最近では比較的軽症のドライアイに適用できるアテロコラーゲンプラグが開発されています。

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以下の予防法があります。
パソコン使用時にご自身でできる予防策としては、
 

などがあります。
テレビやパソコンの画面をじっと見続けると(凝視)、まばたきの回数が減り(普段1分間に約20~30回のまばたきがほぼ1/3~1/4に)、その結果、黒目の表面(角膜)が乾き、傷ついてしまうドライアイの方が最近増えています。「目が疲れる」「目がごろごろする」といった症状が強い場合や、十分な休息をとっても症状がおさまらない場合は、ドライアイの赤信号です。目が傷ついていないか、一度眼科医に相談されることをお勧めします。

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眼科医と相談して自分に合ったものを選びましょう。
コンタクトレンズ装用により目が乾く原因はコンタクトレンズの材質、大きさ、フィッティングなどさまざまな原因が考えられます。コンタクトレンズにはたくさんの種類があり、中には乾燥感の軽減が期待できる保水性の高い高分子を配合したソフトコンタクトレンズもあります。 眼科医にチェックを受けて、あなたに合ったコンタクトレンズを処方してもらうようにしましょう。

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コンタクトレンズの使用はドライアイと密接な関連があると考えられます。
ソフトコンタクトレンズの装用者では約80%、ハードコンタクトレンズの装用者では約70%の方が目の乾きを訴えているといわれています。 涙はコンタクトレンズと黒目(角膜)の間で潤滑油になって目を保護していますが、涙が減った状態では角膜と結膜に傷ができやすく、細菌に対する抵抗力が下がり、重症の角膜感染症を起こすことにもなりかねません。 レンズのお手入れはもちろん、眼科医による定期検診を必ず受けましょう。

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現段階では、ドライアイの原因を全て取り除く治療はありません。
ドライアイは色々な原因でおこるため、軽い症状と重い症状の場合では治療法もかなり異なります。
眼科医にご相談され、あなたの症状にあった適切な治療を受けられることをお勧めします。

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目の乾きやごろごろ感などの自覚症状や目の表面の障害(傷)が、悪化する可能性もあります。
また、傷から細菌が入り、重症の角膜感染症を引き起こすこともあります。 これらの人がコンタクトレンズを使うと、症状を悪化させる場合もあります。
お心あたりの方は放置せず、眼科医に相談してください。

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年齢を重ねると、涙を作る「涙腺」の機能が低下するため、涙の分泌量が減少します。
涙の分泌量の減少は、ドライアイの原因の一つと考えられています。
一方で、涙を排出する機能(導涙機能)が低下する場合もあり、このような場合流出量は減少します。ですから、加齢に伴い必ずドライアイになるというわけではありません。

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薬局で買った目薬で症状が治らない場合は、眼科医に相談してみましょう。
涙は、黒目(角膜)に酸素や栄養を届けたり、目の中に入ってきた細菌を殺す役目をしていますが、目薬を頻繁に点眼しすぎると、大切な涙を洗い流す結果になることもあります。
また、ドライアイの方は涙で目薬の成分が薄まらない為、その成分の影響を受け、目が傷ついていることもありますので、症状が治らないようであれば、一度、眼科医に相談ください。

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「ドライアイの可能性が高い」といえます。
「チェック!ドライアイ」でいくつかの症状にあてはまる場合でもそれはあくまでも「ドライアイの可能性が高い」ということにすぎません。また、ドライアイ以外の病気の場合もあります。 気になる自覚症状が多い方は、放置せずに眼科を受診し専門医のチェックを受けましょう。

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