エアコンを長時間利用する方

例えば、

    冷暖房の完備したオフィスで一日の大半を過ごす方、ご注意ください。冷房病やお肌の乾燥ばかりではなくドライアイの要因にもなりえます。

    エアコンでドライアイ? もう無防備ではいられません

    エアコンのおかげで、カラダには快適な温度。でも、湿度について注意したことはありますか?
    実は、エアコンを多用すると、室内が乾燥している場合が多くみられます。

    特に冬の暖房は室内が乾燥しやすく、気温5℃(湿度50%)の場合、エアコンで室温を23℃まで上昇させると湿度が20%以下になるそうです(シャープ実験室データ)。

    一日の多くの時間を過ごす空間が乾燥していると、お肌だけでなく、目も乾燥してしまいます。
    目を守る働きをする涙は、風や湿度など周囲の環境に大きく影響を受けますので、エアコンをかける場合は風向きと行きすぎた空調による室内の乾燥に注意しましょう。

    エアコンを長時間利用する時の注意事項

     

    エアコンが効いた室内で長時間過ごす時、次のことに注意しましょう。

    温度だけでなく、湿度もチェック

    エアコンの効いた室内で快適で心地よく過ごすために、できれば室内の湿度は50%前後に保ちましょう。

    加湿器を設置したり、濡れタオルや洗濯物を室内に干したりして、室内の湿度をキープしましょう。

    エアコンの風に直接あたらないようにする

     

    エアコンの効いた室内で快適で心地よく過ごすために、できれば室内の湿度は50%前後に保ちましょう。

    家庭では風向きを変更して対応することもできますが、オフィスでは、そうはいきません。ついたてや風よけを設置してもらうようにして、冷えや乾燥からカラダと目を守りましょう。

    意識してまばたきをする

    目の表面の涙を補充するために意識的にまばたきをしましょう。

    必要に応じて目薬で涙を補う

    目薬は市販品の他にも、医療用の目薬もあります。
    眼科を受診してそのような目薬を処方してもらうのも一つの方法です。

    ペットを飼っている方は、ペットへの配慮も

    実は、イヌやネコもドライアイになることが知られています。
    獣医師の処方で点眼治療を行うことが一般的ですので、愛犬、愛猫の目の様子がおかしいときには獣医師に相談しましょう。