加齢黄斑変性とは

加齢黄斑変性

左右の目で見え方に違いはありませんか?
加齢黄斑変性は高齢化社会に伴って増加している病気の1つで、
失明に至ることもある病気です。

加齢黄斑変性の種類と原因

どのようにして黄斑がダメージを受けるのでしょうか。加齢黄斑変性には「萎縮型」、「滲出型(しんしゅつがた)」の2種類があり、それぞれ原因が違います。

「萎縮型」は、黄斑の組織が加齢とともに萎縮する現象です。症状はゆっくりと進行し、急激に視力が低下することはありません。

「滲出型」では、網膜のすぐ下に新しい血管(新生血管)ができて、この血管が黄斑にダメージを与えます。新生血管は正常の網膜にはない血管で非常にもろく、成分が漏れ出て溜まる、あるいは出血を起こしやすいという特徴があります。この血管から出た液体が黄斑の組織にダメージを与えて、視覚障害を引き起こすのです。