人材の育成

参天製薬グループが「優れた製品とサービスの提供を通じ世界の患者さんと患者さんを愛する人たちを中心として社会に貢献する」ためには人材の育成が重要と考え、推進しています。

基本理念に基づいた組織・人材づくり

参天製薬グループは、基本理念に基づき、グループすべての組織と人に実践を期待する行動を示したサンテン・リーダシップ・コンピテンシー(以下SLC)を定めています。仕事を通じてこれを体現する人材に機会を提供し成果に報いることや、共通の価値観をもとに従業員の多様性を活かし、お互いが力を高め合う組織風土をめざしています。SLCは、従業員一人ひとりの能力開発やキャリアプラン策定における基軸と位置付けており、求められている行動を明確にし、それを実践することで従業員のキャリアアップや自己成長につなげていきます。

目標評価制度による従業員の育成

参天製薬グループでは、年2回半期のはじめには従業員一人ひとりが上司と話し合い、組織と個人の目標についてすり合わせたうえで目標を設定し、対象期間の終了時にはその目標に対する達成度を評価しています。従業員が目標を達成できるよう、対象期間の途中で上司は面談でアドバイスをするなど能力向上をサポートし、仕事の達成感や成長につながるようにしています。

従業員の能力開発への取り組み

参天製薬では、従業員の能力開発を目的として、新入社員や登用者を対象にした「階層別研修」や、全従業員を対象にした「ビジネススキル研修」を実施しています。
「階層別研修」は、階層に応じた期待役割を認識し、自己の現状とのギャップに気付くことで成長目標を具体化することを狙いにしています。2017年度の延べ研修時間は7,033時間でした。「ビジネススキル研修」では、業務で必要なスキルを習得するために、強化したいSLCやビジネススキルに応じて選択できるラインナップを揃え、オンライン講座、eラーニングなども導入し、受講環境を整えています。また、従業員が自己啓発のために任意受講する語学学習やビジネススキルとして会社が認めた講座に対し、受講料の全額または一部を会社が負担する、自己啓発支援制度も整えています。

マイスター制度

生産本部では、製造オペレーターのスキルアップや士気向上を目的に、滋賀と能登にある工場独自の評価・処遇制度として、2017年度よりマイスター制度を導入しています。社内で設定された資格取得者で高技能、実績、豊富な経験と同僚、後進からも信頼される人間性を有し、基本理念の「個人の行動原則」を実践している者をマイスターとし、これまで4人が認定されました。

定年に向けた従業員への支援

参天製薬では、定年を迎える従業員に対して、再雇用制度、再就職支援サービス、職業訓練支援金の3つの選択肢を用意し、再雇用期間終了後の再就職支援も提供しています。また、定年を控えた従業員に対して、再雇用・年金などの制度や雇用環境の変化について理解し、定年後のライフプランについて考えることを目的にした「キャリアデザイン研修」を実施しています。すべての従業員が安心して長期に就労できるよう支援体制を整えています。