人権尊重

参天製薬グループは、事業を行うすべての国と地域において従業員一人ひとりが高い倫理観を持って行動することが重要だと考え、人権尊重意識の啓発を推進しています。

人権尊重意識の啓発

当社は、世界人権宣言やILO国際労働基準などの国際規範およびその精神に則り、従業員一人ひとりが人権を尊重し、高い倫理観を持って行動することが重要だと考え、啓発を強化しています。従業員一人ひとりの行動のあり方を示した「参天企業倫理綱領」の「行動規範」には、「国籍、人種、皮膚の色、宗教、信条、性的指向、年齢、学歴、家系、出身地、障がい、健康上の問題、地位等にかかわることで差別や嫌がらせをしません。また、一人ひとりの人格を尊重し、職場においてハラスメント(セクシュアル・ハラスメント、モラル・ハラスメントなど)はしません」と明記しています。サプライチェーンにおける児童労働や強制労働などの人権課題にも取り組んでいます。

グローバル展開により多様化する従業員一人ひとりがこれらを実現するため、「参天企業倫理綱領」を13カ国語に翻訳して周知徹底を図っています。2017年2月には、“世界同時キャンペーン”として「参天企業倫理綱領」の周知月間を設け、参天製薬グループの全従業員への理解浸透を促しました。

人権研修の様子

公正採用選考に対する取り組み

当社は、採用選考過程において、応募者本人の適性や能力とは関係のない国籍・出身地・性別・家族状況・信条などによって採否の決定をしないことを方針として定めています。
選考過程において、応募者本人の適正に関係のない、場合によっては人権を侵害する内容につながる可能性のある不適切な質問をすることなく、採用選考が公正に行われるよう努めています。

事業のグローバル化に伴うマネジメント研修の実施

米国の子会社サンテン・インクとアドバンスド・ビジョン・サイエンス・インクが所在するカリフォルニア州では、法律によりセクシャルハラスメント、パワーハラスメント防止のための定期的な研修受講とその記録が義務付けられています。
2015年2月に、米国子会社に部下を持つ本社の執行役員と管理職を対象に、具体的な指示やアドバイスの仕方など、マネジメント上の注意点について理解を深めることを目的とした研修を実施しました。

マネジメント研修の様子

薬害研修の実施

当社は、生命関連企業であることを踏まえ、従業員が「生命の尊さ」「製薬企業としての責任の大きさ」を自覚することが重要であると考え、すべての従業員を対象に薬害研修を実施しています。
2014年3月には社長をはじめとした経営幹部を対象に、薬害教育の必要性と重要性、国内の薬害の歴史と内容、および「ソリブジン事件」などの教訓を題材とした研修を実施しました。経営層が率先して、薬害について正しい認識を持ち、同じ過ちを起こさないことの重要性を確認しました。
さらに日本では、全従業員を対象として2014年9月に「ソリブジン事件」の薬害事例を題材とした研修を実施しました。また、2016年12月には、薬害防止の観点から安全性情報の収集と報告の必要性について研修を実施しました。