CSR活動の推進

参天製薬グループは、従業員一人ひとりが当社のCSRに対する考え方を理解し、高い倫理観を持って行動することが重要だと考え、従業員への理解・浸透に努めるとともに、CSR委員会を設け、CSR活動の推進を図っています。

行動規範としての「参天企業倫理綱領」

参天製薬グループは、法令遵守はもとより、基本理念の背景にある精神を理解したうえで、当社で働くものにふさわしい高い倫理観を持って行動し、真に顧客の信頼を得ることが重要だと考え、当社の役員・従業員に求められる行動のあり方をまとめた「参天企業倫理綱領」を行動規範としています。

「参天企業倫理綱領」の理解浸透

参天製薬グループでは、事業活動における具体的な行動規範である「参天企業倫理綱領」を13か国語に翻訳して掲載し、グローバル化により多様化する役員・従業員一人ひとりに周知徹底を図っています。毎年、社長もしくはチーフ・コンプライアンス・オフィサーから参天製薬グループの全役員・従業員へメッセージを発信するとともに、国や地域単位で浸透活動を行っています。2017年は、2月と7月を「参天企業倫理綱領」の周知月間とし、参天製薬グループの全従業員を対象に理解浸透のための"世界同時キャンペーン″を行いました。

CSR委員会によるPDCAサイクルの運用

当社では、企業の社会的責任を果たすために、環境保全や安全衛生、防火防災などに関する5つの専門委員会を設置・運営し、これらをCSR委員会と総称しています。各委員会では「CSR推進中核領域」の課題に応じた中期方針や目標を設定し、各委員会の委員が所属する事業部・本部や事業場ごとの活動へと展開・推進しています。委員会は半年に1回の定期開催と期中におけるモニタリングなどによりPDCAサイクル 注釈 を確実に回すことで、CSR活動の充実を図っています。
CSR委員会では、中期方針や目標を設定し、各事業部・本部や事業場における活動をモニタリングすることで、計画と実績の差異を確認します。リスク評価、計画修正、追加施策の立案を経て、翌期のプランニングに戻るPDCAサイクルの運営を推進しています。

注釈
PDCAサイクル:事業活動を円滑に進める手法の一つ。P(Plan)・D(Do)・C(Check)・A(Action)という事業活動の「計画」「実施」「監視」「改善」のサイクルを表す

CSR研修の実施

当社では、入社時や管理職登用時にCSR研修を実施し、従業員への理解・浸透に努めています。入社時の研修は入社の都度ほぼ毎月、管理職登用時の研修は9月と3月の年2回実施しています。また、社内ポータルサイトを通じたニューズレターの発行やeラーニングにより、新しい情報をタイムリーに共有し、CSRの考え方を啓発できるように努めています。
経営幹部に対しては、2013年2月、ISO26000国際起草委員のお一人である日本ILO協議会の熊谷謙一先生をお招きし、「国際CSRの新しい潮流 〜ISO26000(組織の社会的責任)で高める企業価値〜」と題してご講演いただきました。

CSR研修の様子

コンプライアンス相談・通報窓口

参天製薬グループは、事業活動における具体的な行動規範として法令遵守はもとより、参天製薬グループで働くものに求められる行動のあり方を示した「参天企業倫理綱領」を定め、コンプライアンスの徹底に努めています。
従業員がコンプライアンス上疑義のある行為や質問について、相談・通報しやすいように、各国あるいは地域拠点にそれぞれの使用言語に応じた「コンプライアンス相談・通報窓口」を設けています。秘密保持を徹底するとともに、相談・通報者が不利益を被らないよう、相談・通報者を保護する法律やガイドラインに基づいた社内規程を定めています。また、ほぼすべての国において、社外の弁護士などの第三者による「社外ヘルプライン」を設置しています。

コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンスに関しては、下記をご覧ください。

業務の適正性の向上

参天製薬グループでは、グループの管理規程を整備して各社の役割・責任を明確にし、監査機能を強化することで、業務についてさらなる適正性の確保をめざしています。各業務執行部門から独立した社長直轄の内部監査室が、グループ各社の内部統制の整備・運用状況について監査を実施し、業務の適正性の向上に努めています。

財務報告の信頼性の確保

参天製薬グループでは、手順書や牽制機能プロセスの整備をはじめとした内部統制システムを構築・運用し、財務報告の信頼性を確保しています。グループ各社がその適正性に関して自己点検を行い、内部監査室が自己点検の妥当性を検証しています。また、独立した立場である外部監査人による監査を実施しています。