腐敗防止

参天製薬グループは、事業活動を行う国や地域に適用される法規や公正な事業慣行を遵守し、強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止に取り組んでいます。

腐敗防止に対する取り組み

参天製薬グループは、2017年10月に国連グローバル・コンパクトに参加し、強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止に取り組んでいます。従業員一人ひとりの行動のあり方を示した「参天企業倫理綱領」には、「直接であれ、第三者を介するものであれ、各国の法令、もしくは国を限定せず適用される法令等に反し、贈収賄や腐敗とみなされる行動をしません」と明記し、贈収賄などを厳しく禁じています。政治や行政と健全かつ正常な関係を保持し、政治献金を行う場合は、政治資金規正法等の関連法令を遵守するとともに、社内規程に基づき適切に管理しています。反社会的勢力および団体には毅然とした態度でいかなる要求にも応じないことも定めています。また、強要や贈収賄、利益相反行為などあらゆる腐敗防止に対する従業員一人ひとりの理解を促進するため、eラーニングなどによる研修を定期的に行っています。
参天製薬グループでは2017年度における腐敗事例はありませんでした。

医療関係者や患者団体との適切な関係維持と透明性の確保

参天製薬グループでは、医薬品などの適正使用や医療ニーズの的確な把握を目的に、医療関係者や患者団体に対する情報資材の提供や説明会の開催、意見交換などに取り組んでいます。また、医学・薬学の発展のために大学病院などに対する研究助成や患者団体への支援活動も行っています。このような当社の活動が高い倫理性を担保したうえで遂行されるよう、法規制、業界自主規制に従うことはもとより、社内ガイドラインを制定し、継続的な教育と点検を実施しています。
日本では、CSRを所管する執行役員を委員長とした「寄付委員会」を設置し、寄付の妥当性を審議しています。さらに、執行の都度、営業や研究部門から独立した組織が寄付内容を確認・記録し、年度実績は当社ウェブサイト上で開示しています。

適正なプロモーション

参天製薬グループは、「医薬品等の適正使用を推進するため、公正な販売・普及促進活動の中で、顧客の信頼できる、品質・有効性・安全性等の情報を的確かつ迅速に提供します」と「参天企業倫理綱領」に明記しています。広告や宣伝に関して、事業部門ごとや国ごとにプロモーションコードなどのガイドラインを制定し、従業員に対して教育を行っています。
日本では、自社で使用する製品情報概要や広告、製品のプロモーション用資材などがその製品の適正使用を推進するものであるかを審査する、「医療用医薬品製品情報概要・広告審査委員会」を設け、審査委員会で承認された広告や資材だけをプロモーションに使用しています。他の国や地域においても法規制や業界自主規制に準拠した手続きを定めています。
参天製薬グループでは2017年度における広告や宣伝などに関する違反事例はありませんでした。

業界自主規範の支持

参天製薬グループは、研究開発型製薬企業が加盟するIFPMAコード・オブ・プラクティス(国際製薬団体連合会コード)を支持し、PhRMA(米国研究製薬工業協会)、EFPIA(欧州製薬団体連合会)など各国や地域の自主規範に準拠した活動をしています。
日本では、日本製薬工業協会(以下、製薬協)に加盟し、会員会社のすべての役員・従業員と、研究者、医療関係者、患者団体等との交流に係る行動基準を示した「製薬協コード・オブ・プラクティス」(以下、製薬協コード)を遵守しています。毎年11月の「コード・オブ・プラクティス理解促進月間」において、当社では、法令や製薬協コードなどの背景や目的を再確認し、誠実な行動をとることを求めるメッセージを社長から発信しています。