環境負荷低減

参天製薬グループは、「美しい地球を次世代に引き継ぐ」ため、廃棄物の削減や水資源の保護、環境汚染の予防など、環境負荷低減に取り組んでいます。

環境負荷低減の詳細な情報は「環境データブック」に掲載しています。

3R推進による廃棄物削減の取り組みと実績

日本では、事業場ごとに廃棄物の発生抑制(Reduce)、流通過程の梱包材や事務用品などの再利用(Reuse)、廃棄するものについては分別を徹底し再資源化(Recycle)する3R活動を推進し、廃棄物削減に取り組んでいます。また、廃棄物処理の委託先において廃棄物が適正処理されていることを、廃棄物処理管理票であるマニフェストと定期的訪問により確認しています。新規に廃棄物処理を委託する際には、事前に委託先を訪問して適正な処理が行われていることを評価したうえで契約しています。2016年度の最終処分率は目標0.02%以下に対し、実績は0.012%でした。2020年度までに最終処分率を0%にすることを中期目標としています。
参天製薬グループでは、2012年度と比較して、2016年度の最終処分量は58.9%減の37.3トン、最終処分率は1.1ポイント減の1.4%となりました。

集計範囲:6拠点
滋賀プロダクトサプライセンター、能登工場、奈良研究開発センター、下新庄オフィス、タンペレ工場、蘇州工場

水資源の保全

参天製薬グループは、水を大切な資源と捉え、水資源の使用量抑制など環境負荷の軽減に努めています。2016年度の水使用量は、売上収益原単位では0.28 km3 /億円と2012年度比40.4%減少しました。

グリーン調達・購入への取り組み

当社は、製造に必要な各種資材の調達に関する考え方をまとめた「グリーン調達ガイドライン」を作成し、調達先の理解と協力を得ながら環境に配慮した製品・原材料の調達に努めています。また、紙類・文具類など事務用品を対象に、原料の一定割合に再生資源を使用しているもの、廃棄時にリサイクル可能なものなど、環境負荷ができるだけ少なくなる製品を購入するグリーン購入を推進しています。

化学物質の適正管理に関する取り組み

参天製薬グループでは、すべての化学物質を取り扱う事業場において化学物質の適正管理に努めています。2016年度は法令に違反した事例はありませんでした。

日本では、「化学物質排出把握管理促進法(以下、PRTR法)」の第一種指定化学物質462物質の中で、2016年度に1kg以上の取り扱いがあった物質は、アセトニトリル1,830kg、ほう素化合物864kg、キシレン105kgなど、14物質で合計2,917kgでした。また、一事業場で年間取扱量が1t以上あったアセトニトリルは、「PRTR法」に基づき、大気への排出量および事業場外への移動量を届け出ています。
また、「化学物質管理システム」を導入し、出庫・保管量と保管場所を一元的に管理するとともに、化学物質の適正な購入と使用を徹底しています。化学物質の大気への排出を抑制し、環境への影響を低減するため、有機溶剤回収装置を設置するとともに点検・整備を通じて、その性能が維持されていることを確認しています。

奈良研究開発センターの有機溶剤回収装置

事業場ごとの環境汚染予防に対する取り組み

参天製薬グループでは、法令や条例の規制基準に基づいて、事業場ごとに、大気汚染、水質汚濁、騒音、振動など多項目にわたって定期的に測定・分析し、適切に管理・把握しています。
また、廃液の漏出防止対策に関する手順書を整備し、貯蔵容器から漏洩した廃液が工場外の一般排水路へ流出することを防止する装置の設置と操作訓練を行うなど、環境や近隣へ影響を与えないよう体制を整えています。

能登工場、滋賀プロダクトサプライセンター、奈良研究開発センターの3事業場における、大気汚染、水質汚濁、騒音、振動に関する基準ちと、2016年度の測定・分析結果について一覧表を掲載しています。