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スギ スギ科 スギ属 |
アレルギー・クリニック
スギ花粉症の患者は、季節性アレルギー性結膜炎患者の中でも圧倒的に多く見られる。発症頻度は、その年のスギ花粉の飛散量によって増減するため、花粉情報に留意し、できる限り原因となる花粉に接触しないことが大切である。
治療としては、スギ花粉が本格的に飛散しはじめる約2〜3週間前から抗アレルギー点眼薬を使用すると、シーズン中の眼症状をかなり抑制することが期待できる。眼のかゆみが強いときには、抗ヒスタミン作用を有する抗アレルギー内服薬を併用する。 |

全体写真

近影写真
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春の花粉症の代表的な原因植物である。幹がまっすぐに立つ常緑高木で、日本及び中国に分布する。材は柔らかで濡れても腐りにくいため、建築材、器具材 、舟木材などに使われる。
樹高は約45mで、65mに達するものもある。径は約2mである。
- 1〜5月
(花粉の飛散時期は気候によって左右されるため、年により多少の変動がある。)
- 北海道函館から鹿児島県屋久島まで植林され、一部自生している。
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★スギの花粉メモ
スギはヒノキとともにわが国の代表的な建築材であり、古くから広く植林されてきました。特に戦後の復興資材として1960年代から1970年代にかけて大量に植えられた林が、近年着花林齢を迎え、飛散する花粉量がピークに達したことが、スギ花粉症患者の爆発的な増加につながったと考えられます。
また、花粉の飛散量は前年度の気候に左右されます。前年の夏に雨量が少なく、日照時間が長く、気温が高いと花粉飛散量が増加するといわれています。
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スギ花粉前線 平年値

村山
貢司:アレルギーの臨床 16,170,1996
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- 花粉は球形で、遠心極に1個の花粉管口を持ち、その管口が突出してかぎ状に曲がっている。また花粉内部に強く光を屈折する内容物が観察される。
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スギの花粉の電顕像

(大きさ:30〜40μm) |
スギの花粉の光顕像
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スギは7月中旬から8月上旬にかけての時期が、花粉を生産する雄花の分化、生長の時期にあたっています。
したがって、この時期の気候が翌年の花粉飛散数と高い相関を示します。

村山
貢司:アレルギーの臨床 16,170,1996
左の図はスギとヒノキの植生分布を示しています。北日本や北陸はスギが中心で、南に行くほどヒノキの比率が高くなります。
村山
貢司:アレルギーの臨床 16,170,1996
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