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カモガヤ
イネ科 カモガヤ属
[多年草] |
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イネ科花粉症:
イネ科に属する植物は大都市でも空き地や堤防などに生息し、郊外の住宅地では身近に多数繁茂して、4〜7月に花粉症を引き起こす。花粉相互の共通抗原性が強く、実際はどの植物の花粉症かは判然としないので「イネ科花粉症」と呼ばれる。小児が突然多量の花粉に曝露されることがあり、このような際には球結膜の高度な浮腫を生じることも珍しくない。 |

全体写真

近影写真
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最も世界に普及している牧草で、オーチャード・グラスと呼ばれる。日本でも牧草として栽培されるほか、全国に広く野生している。
茎の高さは60〜150cmである。
- 牧草地、道ばた、空き地、畑の周辺、小川のふちなどに多くみられる。また最近では中部高原や山岳地帯にまで広がりつつある。
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- イネ科植物の花粉は各イネ科植物に共通した大変シンプルな円形で、極面に花粉管口という小さな穴が一つある。また、光学顕微鏡で見ると、中にぽつぽつと澱粉粒が見える。
各々のイネ科植物によって花粉の大きさは若干異なるが、ほぼ30〜50μmである。
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カモガヤの花粉の電顕像

(大きさ:30〜35μm) |
カモガヤの花粉の光顕像
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★イネ科植物の花粉メモ(1)
| イネ科植物の中で花粉症の原因となるものは、繁茂度と花粉飛散量から、まずカモガヤ、次いでオオアワガエリ、ハルガヤなどがあげられます。これらは明治時代の初期に牧草として輸入され、繁殖力が強いことから帰化植物となっています。現在では、道路建設や土地造成後の表面保護や緑化、河川や軌道敷の緑化、りんご園などでの下草、また公園やゴルフ場などの芝草としても植えられています。 |
★イネ科植物の花粉メモ(2)
イネ科植物の花粉飛散距離は数キロ以内であるため、その植生が花粉症の発生に大きく反映します。 また、主なイネ科植物の花粉飛散時期である5〜7月は、本州、四国、九州では梅雨期であるため、湿度が高く花粉は飛散しにくいと考えられています。これに対し北海道では梅雨期がなく、比較的乾燥しているため、イネ科植物の花粉が飛散しやすく、花粉症が多く見られます。 |
★イネ科植物の花粉メモ(3)
| イネ科植物の花粉飛散時期(grass
season)とされる5月から10月は、2相に分けることができます。第1相は5月下旬を花粉飛散曲線のピークとするもので、カモガヤの開花時期と一致します。第2相は8月下旬〜9月上旬で、エノコログサ、オヒシバ、イタチガヤ、ススキなどの花粉が飛散します。しかし、この時期の花粉は飛散量が第1相より少なく、花粉症の原因抗原としては重要ではありません。 |
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